
ライブ音楽イベント向けのファッションに、ファンの約4分の1が100ポンド以上を支出
ロンドン、2025年11月18日:
ライブ音楽ファンの約3割(29%)がライブイベントのために新しい服を購入しており、そのうち約4分の1が、ファンコミュニティに溶け込み、体験を最大限楽しむために少なくとも100ポンド以上を支出していることが明らかになりました。これは音楽とファッションの結びつきの強さを示しています。
ライブスポーツおよびエンターテインメント分野で世界をリードする企業のスポンサーシップ部門であるAEG Global Partnershipsが発表した新レポート『The Live Effect』は、音楽コミュニティにおける帰属意識が衣料品の購買行動を後押ししていることを示しています。約3割(29%)のファンが、自身をファンコミュニティの一員として表現する服装をしており、6割近く(58%)が音楽の場以外でも他のファンを見分けられると感じています。
Z世代のファンのほぼ3分の2(65%)が、好きなアーティストのファンコミュニティへの強い帰属意識を持っており、「仲間に溶け込みたい」という意識から41%が周囲に合わせた服装を選ぶと回答しています。こうした若年層は、他の世代と比べてイベントに向けて新しい衣装を購入する傾向が強く(43%、平均29%)、特に積極的な購買行動が見られます。
一方で、衣装に対する消費額はミレニアル世代の方が高い傾向にあります。Z世代の多く(47%)がアリーナ公演向けの衣装に50ポンド以下を支出する一方、ミレニアル世代の37%は50〜100ポンド、さらに29%はそれ以上を支出し、自身をより良く見せ、体験を高めることに投資しています。
ファッションマーケティングにおいてはタイミングも重要です。消費者の大半(69%)はフェスティバル用の服装を3か月前までに購入していますが、Z世代はより早期に準備を進める一方、ミレニアル世代は直前まで購入を遅らせる傾向があります。
Z世代はライブチケット購入においても高い高揚感を示しており(67%、全体59%)、こうした期待感とファッションやコミュニティへの関心が、より早期の購買行動を促しています。フェスティバルの6か月以上前に新しい衣装を購入した割合はZ世代で5人に1人(19%)にのぼる一方、ミレニアル世代では11%にとどまります。
一方で、ミレニアル世代の4分の1以上(26%)はフェスティバル直前の1週間、あるいは当日に新しい衣装を購入しており、この「直前消費」傾向は美容・グルーミング分野にも見られます。ミレニアル世代の47%がイベント直前の週にヘアやメイクに支出しているのに対し、Z世代では26%にとどまっています。
適切なタイミングと価格でファンにアプローチすることは、ブランドの収益向上に寄与するだけでなく、関係性を深める機会にもなります。特に公式パートナーとして関与することで、期待度の高い瞬間をより特別なものにすることができます。実際に、ファンの約半数(49%)がライブイベントに関連するブランドの関与をきっかけに購買行動を起こしており、この割合はZ世代で73%、ミレニアル世代で65%とさらに高くなっています。
AEG Global Partnershipsのパートナーシップ・アクティベーション担当バイスプレジデントであるGeorgina Icetonは、次のように述べています。
「ライブ音楽にはコミュニティを結びつける圧倒的な力があり、ファッション業界は、ファンが何カ月も前から楽しみにしてきた特別な日に、周囲に溶け込み、かつ特別な気分を味わうための重要な役割を担っています。Brat GreenやGyaruといったスタイルに代表されるように、適切な人に適切なタイミングで魅力的な商品を提供できるブランドは大きな成果を得ることができ、長期的なロイヤルティや購買意欲を生み出す“記憶に残る体験”の一部となることができます。」



